ガンは予防も可能 肝炎ウイルス検診とABC検診を受けてきた

日本人の死因トップはガンで、全死因のうち3割弱 (2014年)*1 を占めます。

単純にガンになるだけの割合であればもっと高く、実に日本人の2人に1人は一生のうちに一度はガンになっています*2

…ガン、人類の脅威ですね。

それほど健康オタクではないと自認している僕でも、できればガンについては何らかの対策をしときたいと思って、今日は「ガン予防」として肝炎ウイルス検査を受けてきました。

「感染症」としてのガン

日本人におけるがんの要因
国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス
『301.科学的根拠に基づくがん予防(PDF)』より引用

まず上のグラフを見てほしいのですが、日本人女性のガンの要因で最も多いのが「感染」です。
男性でも、喫煙しない人の場合は「感染」がトップです。

ガンって喫煙はもちろんですが、飲酒や塩分のとりすぎなどの生活習慣が原因だっていう印象が僕にはあったので、「感染」っていうのが意外です。

むしろ「ちゃんとした要因は分かっていない」のかと思っていました。
結構分かっていることも増えてきているんですね。

そして、感染であればその感染を治したり、ワクチンや検査で予防したりすることも可能なわけです。

「確実」にがんの要因であると国際的に評価されている感染*3は下記の通りです。

感染 がん
肝炎ウイルス 肝がん
ヒトパピローマウイルス 子宮頚がん
ヘリコバクター・ピロリ 胃がん

今回僕が検診を受けた肝炎ウイルスも含まれていますね。

自治体で無料で検診を受けられる

これほど感染がガンの要因になっているというエビデンスがあるのですから、自治体が検査をサポートしてくれます。

検査機関を検索するサイトまでありました。

肝炎ウイルス検査マップ 〜B型肝炎・C型肝炎の検査窓口情報サイト〜

ちなみに僕の住んでいる港区では40歳の人には検査のはがきが届くそうですが、40歳でなくとも区の保健所へ電話すると検査を受けるための書類を自宅へ送付してくれるフローになっていました。

一緒に受けたい胃がんリスク検診

胃がんには「胃がんリスク検診(ABC検診)」*4という、ピロリ菌がいるかどうかと胃粘膜の状態がどうなっているかを血液検査する方法があるそうです。

僕は肝炎ウイルス検査を受けた病院で料金を払って同時にABC検査も受けました。

今回は肝炎ウイルス検査と同時に受けたので割引が効いて7,560円のところ3,240円でした*5

肝炎ウイルス検査とABC検診をあわせて、採血は1回のみで済みました。

ピロリ菌と胃がんとの関係が明らかになったのが比較的最近だからか、まだABC検診をサポートしてくれる自治体は少ないようです。

僕の場合、2週間で検査結果を教えてもらえました。

女性は隔年で子宮頸がん検診

子宮頸がんは、2年に1回の細胞診が勧められています*6

港区の場合は、肝炎ウイルス検査と同じく、対象である20歳以上であれば区の保健所へ電話すると検査を受けるための書類を自宅へ送付してくれるようです。

また、子宮頸がん予防ワクチンについては厚生労働省が丁寧なQAページを用意しています。

子宮頸がん予防ワクチンQ&A|厚生労働省

生活習慣の改善もお忘れなく

『科学的根拠に基づくがん予防 (pdf)』を読んでも、やはり栄養バランスの整った食事をとり、しっかり運動もすることは必要だと分かります。

参考文献

  1. 厚生労働省『性別にみた死因順位(第10位まで)別 死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合 (pdf)』
  2. 国立がん研究センター『科学的根拠に基づくがん予防 (pdf)』
  3. 国立がん研究センター『がん予防法の提示 | 科学的根拠に基づく発がん性・がん予防効果の評価とがん予防ガイドライン提言に関する研究』 International Agency for Research on Cancer (IRC) の評価が紹介されている
  4. 胃がんリスク検診とは…
    (ABC検診) – 認定NPO法人 胃がん予知・診断・治療機構
  5. 採血で「胃がん検診」:胃がんリスク検診 | 麻布医院
  6. 子宮がん検診について | 日本対がん協会

Author: @i05

A Tokyo based software developer, a grad student belongs to a security lab at JAIST, and a husband of my mrs.